大都市から脱ハクション

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共同通信

 与野党の有志議員による「超党派花粉症対策議員連盟」の山口俊一会長(自民党)は5日、松野博一官房長官と国会内で会い、花粉症患者の大幅減に向けまとめた対策を提言。患者が大都市に多いのを念頭に、スギ人工林といった発生源の分布と、人口分布の関連をしっかり踏まえ、施策に取り組むよう求めた。

 提言後、議連の後藤祐一幹事長(立憲民主党)は「私はスギ花粉症だが、都市部は、かなり狭い地域のスギが多くの人に影響している可能性がある」と窮状を訴えた。

 花粉症対策を巡っては、かつて自民内に「花粉症等アレルギー症対策議員連盟(ハクション議連)」が存在。その後解散したものの、今回超党派で復活した。