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共同通信
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前線や台風の影響で記録的な大雨に見舞われた愛知、静岡両県では5日、被害の確認や復旧作業が進んだ。把握した住宅の床上・床下浸水は、愛知で計273棟、静岡で計717棟に拡大。静岡県袋井市の海岸で4日に見つかった遺体は、行方不明になっていた磐田市の浅岡義方さん(74)と判明し、両県の死者は計3人となった。
愛知県豊橋市は5日、市役所に臨時窓口を設け、罹災証明の交付申請、災害ごみ処理、市営住宅への一時入居といった相談の受け付けを始めた。
護岸が崩れた豊橋市の山中川や、一部の堤防が決壊した静岡県磐田市の敷地川では、土のうを積むなどの応急処置を実施した。