バレンツ海上を5時間飛行

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共同通信
4月、ロシア太平洋艦隊の訓練の際に飛行する長距離戦略爆撃機ツポレフ95MS(ロシア国防省提供・タス=共同)

 ロシア国防省は5日、核兵器搭載可能なロシア軍の長距離戦略爆撃機ツポレフ95MSが2機、バレンツ海とノルウェー海の上空を約5時間飛行したと発表した。インタファクス通信が伝えた。

 バレンツ海とノルウェー海は、ウクライナ侵攻でロシアと激しく対立する北大西洋条約機構(NATO)に今年4月に加盟したフィンランドと、加盟申請中のスウェーデンに近い。両国へのけん制とみられる。(共同)