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共同通信
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神戸市北区の路上で2010年10月、私立高2年堤将太さん=当時(16)=を刺殺したとして殺人罪に問われた当時17歳の男(30)=愛知県豊山町=の裁判員裁判は7日午後も神戸地裁で開かれ、男の父親の証人尋問が実施された。父親は事件について「逮捕されてから(息子が)犯人と知った」と証言し、遺族に対しては「親として本人が償い続けるようにしたい」と語った。
関係者によると、男は事件前に通っていた青森県立高でトラブルを起こし10年3月に退学し、同4月から神戸市の親族宅に居住。弁護側尋問で父親は、神戸での男の様子について「自傷行為をし、昼夜を問わず寝るほど弱っていた」と説明した。