【北京共同】中国の習近平国家主席は深刻化する黄砂の発生地である内モンゴル自治区で会議を開き、砂漠化防止に向けた対策の強化を指示した。国営通信新華社が8日伝えた。
ゴビ砂漠が広がる内モンゴル自治区は乱開発や過剰な開墾、放牧などが原因で砂漠が一段と拡大。大規模な黄砂が中国各地に飛来し、大気汚染が悪化している。日本や韓国にも大量の黄砂が飛来して国際的な問題に発展しており、習指導部は危機感を強めている。
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