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共同通信
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人事院は9日、2022年度の公務員白書を公表した。若手職員の離職が増え、人材確保が難しくなっている中央省庁の現状を紹介。若手をつなぎとめるために人事管理を改善し、一人一人の事情に応じて細やかに支援する方針を示した。
採用後10年未満で離職したキャリア官僚は20年度に109人で、13年度に比べ43%増えた。また30歳未満職員の半数超は、自らのキャリアアップなどに対し、上司や人事担当者の向き合い方が不十分だと不満を感じていた。
人事院は「若手は上司に能力向上を支援してほしいと感じている」と分析。人事担当部局や管理職は若手の考え方や不満を把握し、細やかな対応が求められているとした。