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共同通信
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立憲民主党の公認3候補が全敗した4月の衆参5補欠選挙に関する同党の総括案が9日、判明した。政党支持率で自民党と大きな差がある中では「無党派層をどのように引きつけていくかが鍵だ」と指摘。遊説計画や応援弁士の選定、集会の開き方を挙げて「改善の余地を残した」とした。13日の党常任幹事会で了承する方針だ。
衆院千葉5区では野党候補が乱立し、政権批判票が分散したと分析。野党候補を一本化する必要性を強調した。
比例代表選出の現職議員が辞職して挑んだ参院大分選挙区に関しては「出馬を後押しした責任は党本部にもある」と振り返った。低投票率となった場合の選挙対策を講じる必要があると記した。