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共同通信
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【ワシントン共同】米主要メディアは8日、連邦大陪審が私邸への機密文書持ち出しを巡ってトランプ前大統領を起訴したと報じた。NYタイムズ紙によると、罪状は七つで、国防に関する機密を持ち出したスパイ防止法違反の罪などが含まれる。2024年大統領選の共和党候補指名争いに出馬している前大統領に打撃となる。
連邦法違反で米大統領経験者が起訴されるのは初めて。前大統領は今年3月、不倫もみ消し問題でNY州法に違反したとして起訴されており、刑事責任を問われるのは2件目。
フロリダ州の私邸マールアラーゴからは連邦捜査局の家宅捜索などで300点以上の機密文書が見つかり、特別検察官が捜査していた。