他人の年金情報を誤表示

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共同通信
総務省

 総務省は12日、マイナンバーカード取得者向けのサイト「マイナポータル」で、他人の年金情報が表示、閲覧できる事案が1件あったと発表した。東京都を除く46道府県の職員らが加入する「地方職員共済組合」の元組合員の情報で、年金の支給額に影響はないとの報告を受けたと説明した。

 地方職員共済組合がデータ入力などを誤ったのが原因とみられる。マイナポータルは、マイナカードを使って本人確認を行うことで、行政が管理している自身の情報を閲覧できる。年金関係では、加入している年金の種類や、加入期間などが確認できる。