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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州で深刻な洪水被害をもたらしたカホフカ水力発電所のダム決壊について、ロシア軍が爆破したと訴えるゼレンスキー大統領は11日、国際刑事裁判所(ICC)の代表者らが同州を訪れ、調査を開始したと表明した。「(代表者らが)ロシアのテロの結果を目撃した」と主張した。
ゼレンスキー氏は、ロシア軍が被災者の避難経路に砲撃を続けていると非難。11日にドニエプル川の南側のロシア占領地から被災者を避難させる際、3人が死亡し、警官2人を含む10人が負傷したと明らかにした。
ロシアはウクライナがダムを破壊したと主張している。