Published by
共同通信
共同通信
林芳正外相は12日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ外務・国際協力相と外務省で会談した。日本が5月、防衛装備品の輸出入を可能にする「防衛装備品・技術移転協定」に署名したことを踏まえ、防衛分野を含め2国間関係を強化する方針を確認した。
林氏は、法の支配に基づく国際秩序維持や国連憲章の諸原則の重要性を強調。アブドラ氏は「国連安全保障理事会での協力を含めて日本と緊密に連携していきたい」と応じた。両国は共に国連安保理非常任理事国を務めている。
林氏は、4月のアフリカ北東部スーダンからの邦人退避を巡り、UAEの協力に改めて感謝の意を伝えた。