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共同通信
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広島市で2015年、メイドカフェの客ら6人が死傷した火災で多大な損害を受けたとして、メイドカフェの運営会社が、火災を起こした飲食店の運営会社に約4500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁(大浜寿美裁判長)は12日、飲食店側に約3600万円の賠償を命じた。
判決によると、15年10月8日夜、ビル1階の飲食店の元店長がゴキブリを駆除するため、アルコールスプレーを噴霧してガスバーナーを点火。段ボール等に引火してビルが全焼し、2階のメイドカフェの従業員と客の計3人が死亡、3人が負傷した。
元店長は重過失失火と重過失致死傷の罪で禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決が確定した。