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共同通信
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文化庁は12日、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への6回目の質問権行使で、教団からの回答文書を受け取った。156項目について報告を求め、提出資料は封筒1通分と宅配用の袋2個分。12日が回答期限だった。昨年11月の調査開始から半年以上が経過しており、解散命令請求の可否判断に向け、入手した資料の分析を急ぐ。
過去5回は(1)組織運営や財産・収支(2)旧統一教会の法的責任を認めた民事判決(3)教団本部がある韓国への送金(4)信者でつくる「信徒会」の活動実態(5)高額献金を巡り教団側と被害者が示談した事案―に関して回答を得た。6回目は教団の管理運営などを尋ねた。