Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】米富豪による少女の性的搾取を助長したとして提訴された金融大手JPモルガン・チェースは12日、原告の被害女性らと和解することで原則合意したと発表した。米メディアが伝えた。和解金額は明らかにしていない。
米富豪ジェフリー・エプスタイン被告は少女に対する性的虐待罪に問われ、勾留中の2019年に自殺した。原告側は、JPモルガンがエプスタイン被告に関する警告を再三受けながらも口座から少女らへの支払いを可能にさせたと主張。昨年11月に提訴した。
ドイツ銀行も今年5月、同様の訴訟で被害女性らに7500万ドル(約104億円)の和解金を支払うことで合意した。