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共同通信
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西村康稔経済産業相は13日の閣議後記者会見で、関西電力が高浜原発(福井県)で発生した使用済みプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料などをフランスへ搬出するとした計画について「関電が福井県にしてきた約束を実現する上で重要な意義がある。姿勢は評価できる」と述べた。
関電は福井県に対し、2023年末までに使用済み燃料を一時保管する中間貯蔵施設の県外候補地を示すと約束し、できない場合は高浜1、2号機などの運転を止めるとしていた。森望社長が12日、搬出方針を杉本達治知事に説明した。
西村氏は「今回の対応は、海外搬出という意味で中間貯蔵と同等の意義がある」との見解を示した。