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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は13日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を2日間の日程で始めた。14日に結果を発表する。複数のFRB高官は相次いだ銀行破綻による経済への悪影響を見極めることが必要と指摘しており、市場では前回まで10会合連続で決めてきた政策金利の引き上げを見送るとの見方が大勢を占める。
FRBは社会問題化した物価高を抑えるために昨年3月から急激に金利引き上げを続けてきた。現在は5~5.25%と高い水準で、金融関係者は過度な利上げによる景気後退を警戒している。