ロシア、石油輸出再開と国連申告

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共同通信
中ロ朝3カ国の国境のそばにある北朝鮮の豆満江駅に止められたロシアの石油輸送用貨物車両=4月8日、中国側から撮影(共同)

 【北京共同】ロシアが北朝鮮に対する石油精製品の輸出を、昨年12月に約2年4カ月ぶりに再開したと国連安全保障理事会側に伝えたことが14日までの安保理の公示で分かった。今年4月までに約6万7300バレルを送ったとしている。ロ朝間で昨年11月に運行が再開された貨物列車を使っているもようだ。

 マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使がロシアメディアに5月、石油製品の他、小麦粉約4900トンやトウモロコシ約4300トンなどを今年1~3月に北朝鮮に送ったと話していた。北朝鮮は中国に加えロシアからの石油精製品や食料の確保も拡大させている。