妻子3人殺害、10月上告審弁論

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共同通信
最高裁判所

 最高裁第3小法廷(長嶺安政裁判長)は2017年に福岡県小郡市の住宅で妻子3人を殺害したとして殺人罪に問われ、一、二審で死刑判決を受けた元県警警察官中田充被告(44)の上告審弁論を10月24日に開くと決めた。最高裁は二審が死刑の場合、慣例で弁論を開く。弁護側は「外部の第三者による犯行の可能性を排除できない」などと無罪を主張し、上告していた。

 一、二審判決によると、17年6月5日深夜~6日朝、自宅で妻由紀子さん=当時(38)=と、小学4年の長男涼介君=同(9)、小学1年の長女実優さん=同(6)=の首を絞めるなどして、いずれも窒息死させた。