Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】中国の習近平国家主席は14日、中国を公式訪問しているパレスチナ自治政府のアッバス議長と北京で会談した。パレスチナ問題で積極的に役割を果たしたいと意欲を表明し、国際平和会議の開催を推進するなど解決に向けた3項目を提案した。両氏は戦略的パートナーシップ関係を構築すると宣言した。中国国営メディアが伝えた。
3項目は(1)和平交渉再開への条件を整備しパレスチナとイスラエルの平和共存を支援するため、権威ある国際平和会議の開催を推進する(2)1967年の境界を基礎として東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家を建設する(3)国際社会はパレスチナ支援を強化する―との内容。