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共同通信
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【キーウ共同】英国防省は14日、ウクライナ軍の反転攻勢に対し、ロシア軍が南部戦線で地上部隊を支援するため、航空戦力の出撃をここ2週間で増やしていると指摘した。ウクライナのマリャル国防次官は14日、航空戦力や砲撃力はロシア軍が優勢だと認め「極めて厳しい戦闘条件下で進軍している」と強調した。
英国防省は、ロシア軍機が昨年来、滑空弾など空対地兵器の使用を増やし、攻撃目標から距離を保てるようになったと分析した。ただ、出撃回数は昨年2月の侵攻開始当初の1日300回程度に比べると、はるかに少ないという。
ロシア軍は最近、ウクライナ各都市に対してミサイルや無人機の空爆を強化している。