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共同通信
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四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は南海トラフ巨大地震の震源域上に位置し、中央構造線断層帯も近くにあって安全性が確保されていないとして、大分県の住民569人が運転差し止めを求めた訴訟は15日、大分地裁で結審した。4地裁・支部に起こされた同種訴訟で初の結審。武智舞子裁判長は判決期日を来年3月7日に指定した。
原告の高橋聡美さん(57)=宇佐市=は15日の口頭弁論で「大分県で原発に一番近い佐賀関は45キロ。事故が起こると、どのようなことになるかは火を見るより明らかだ」と意見陳述した。大分の原告は2016年に提訴していた。