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共同通信
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岸田文雄首相は15日、官邸で米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、韓国の趙太庸国家安保室長、フィリピンのアニョ国家安全保障補佐官とそれぞれ個別に面会した。軍事活動を活発化させる中国や核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮をにらみ、東アジアでの安保協力について協議した。
首相はサリバン氏との面会で「日米同盟を一層強化するため尽力を期待する」と伝達。趙氏に対しては「強固な日韓関係を発展させたい。近い将来に尹錫悦大統領と再会したい」と語った。アニョ氏には、法の支配に基づく国際秩序の維持に向けてフィリピンとの連携を重視していると強調した。