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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は16日、ロシアの戦術核兵器の第1陣が既にベラルーシ領内に搬入されたと述べた。配備作業は「年内に完了する」とし、抑止力としての配備だと強調した。
ロシア北西部サンクトペテルブルクでの国際経済フォーラム全体会合で明らかにした。
プーチン氏は「ロシアの戦略的敗北を考えている人々を抑制するためだ」と述べ、ウクライナ侵攻で対立を深める米国など北大西洋条約機構(NATO)側をけん制した。
プーチン氏は今年3月、国家統合を進める同盟国ベラルーシへの戦術核配備を決めたと表明。今月9日にロシア南部ソチでルカシェンコ大統領と会談した際は、ベラルーシへの戦術核配備作業が7月7~8日に始まると述べていた。(共同)