マンハッタン区で16日朝、ビルのバルコニーからガラス製のテーブルが落ち、歩道にいた女性２人がけがをする事故があった。
ニューヨーク市消防局（ＦＤＮＹ）によると、事故は午前10時50分ごろ、同区ミッドタウンの７番街の38と39丁目の間で起きた。テーブルは32階建て高層ビルの22階に位置するバルコニーに置かれていたもので、地上のガードレールにぶつかり、大破した。女性２人はベレビュー病院に運ばれ、命に別条はないという。
市建設局は、バルコニーの安全管理を怠ったとして、ビルの管理者に警告した。
市の非常時緊急対策委員会によると、事故当日、市内では時速40マイル（秒速約17メートル）の風が観測されていたという。
事故のあった530番地のビルは、1929年に建てられたアールデコ様式の建物。建築関係者の間では有名で、屋上にはルーフトップバーがある。
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