米、対日防衛の義務確認

Published by
共同通信

 【ワシントン共同】ブリンケン国務長官は17日、林芳正外相と電話会談した。ブリンケン氏は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を続けていることを非難し、日米安全保障条約に基づく対日防衛義務を改めて確認した。

 ブリンケン氏は18~19日に中国を訪問。日本外務省によると、会談は北京への移動中に約10分間行われた。ブリンケン氏は訪中に関する米政府の考え方を説明。両氏は中国を巡る諸課題への対応に当たり、引き続き日米で緊密に連携していく方針で一致した。

 国務省によると、両氏はアジア太平洋地域の経済発展などでの日米韓の協力について協議。ロシアが侵攻するウクライナの領土保全を支持することでも一致した。