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共同通信
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車体の右前面が大破し、荷台も激しくゆがんでいた。北海道八雲町の国道で18日、高速バスとトラックが衝突し、乗客3人を含む5人が死亡した事故。トラックの運転席付近は原形をとどめず、ぶつかった衝撃の強さがまざまざとうかがえた。現場は片側1車線の緩やかなカーブ区間で、沿道は畑が広がり見通しも良かった。
「これまで単独事故はあったが、車同士が衝突したのは聞いたことがない」。近くに住む男性は驚いた様子で話した。
運行会社によると、バスの定員は乗客乗員計31人で、18日は運転手と乗客18人の計19人を乗せ札幌市のバスターミナルを出発。途中下車もあり、事故時の乗客は15人だったという。