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共同通信
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【ジャカルタ共同】インドネシアを訪問中の天皇陛下は18日、日本の支援で整備されたジャカルタ都市高速鉄道(MRT)の車両基地を視察された。皇后さまは19日にある歓迎行事などに向けて体調を整えるため同行を見送り、滞在先のホテルで過ごした。
陛下はヘルメットに黄色い作業ベスト姿で車両基地内の検査・修繕施設を巡り、車体と台車を切り離して部品を検査する様子を見学。担当者に「障害者のためにどう工夫をしていますか」などと質問した。電車の運転席に乗り込み、笑顔で手を振る場面もあった。
MRTは2019年3月に開業し、北部延伸工事を進めている。建設から運営支援まで日本が全面的に関わった。