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共同通信
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長野県議会の佐々木祥二議長(自民党)は19日、記者会見し、2020年10月~22年5月、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連団体の会合に計10回出席したと明らかにした。あいさつや県政報告を行ったという。教団との関係があるとは認識していなかったとし「注意義務を怠った点はおわびする」と述べた。
佐々木氏は5月に議長に就任した際、他会派から教団側との接点に関する指摘を受け、弁護士に調査を依頼。同日公表した報告書や弁護士によると、団体は「南信州ファミリー会」で、会員約30人のうち半数が教団信者だった。会合の講師には教団の政治団体「国際勝共連合」の幹部らが出席することもあった。