Published by
共同通信
共同通信
【北京共同】19日の北朝鮮メディアの報道は、朝鮮労働党が18日までの中央委員会拡大総会で「敵対勢力の戦争挑発策動によって朝鮮半島情勢は極度に悪化している」と米韓を非難したことを伝えた。米韓との対峙が強まる中で中ロとの連携を深める方針を打ち出したが、対日姿勢を示すことは避けた。
北朝鮮は5月29日、日本が関係改善を模索するなら日本と「会えない理由はない」との外務次官談話を出した。一方、今月15日には日本の排他的経済水域(EEZ)内に短距離弾道ミサイル2発を落とした。
総会の報告は、弾道ミサイルの発射実験などにより米韓が安全保障上の危機に直面と強調したが、日本には触れなかった。