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共同通信
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北海道八雲町で高速バスに正面衝突したトラックを所有する養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)の吉原洋明社長は19日、死亡した梶谷誠運転手(65)について、運転歴が長く60歳の定年後に雇用延長して事故歴はなかったと説明した。健康状態は「会社として異常はない」との認識を示し、車両についても始業前に梶谷運転手が点検し、異常は報告されていないとした。
吉原社長は、八雲町にある事業所で報道陣の取材に応じ、時折言葉を詰まらせながら謝罪した。事故について「ドライブレコーダーの映像を見る限り、当社の車がセンターラインを越えてバスにぶつかった」と説明。「尊い5人の方が亡くなられ、ご家族も含め心からお悔やみ申し上げる。治療されている多くの方は、一日も早い回復をお祈りしている」と述べた。