空飛ぶクルマ、3人乗りに

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共同通信
3人乗りの「空飛ぶクルマ」のイメージ(スカイドライブ提供・共同)

 【ルブールジェ共同】「空飛ぶクルマ」の開発を手がける新興企業、スカイドライブ(愛知県豊田市)は19日、これまで操縦士を含めて2人乗りとしてきた機体に関し、3人乗りに設計を変更したと発表した。利便性向上により需要喚起につなげる狙い。

 パリ国際航空ショーが開幕したパリ郊外ルブールジェで同社の福沢知浩最高経営責任者(CEO)が記者会見して明らかにした。提携関係にあるスズキとの間で、製造に当たって協力することで基本合意を結んだことも明らかにした。静岡県のスズキのグループ工場で2024年春ごろの製造開始を目指すという。

 3人乗りの機体は、25年大阪・関西万博での実用化を想定している。

「空飛ぶクルマ」の仕様変更を発表するスカイドライブの福沢知浩CEO=19日、パリ郊外ルブールジェ(共同)