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共同通信
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東映でドラマ制作などに従事していた元社員の20代女性が22日、過重労働や外部スタッフのセクハラによって精神疾患を発症したとして、中央労働基準監督署(東京)に労災申請した。女性の待遇を巡っては昨年、東映がセクハラの事実を認めて謝罪したほか、労基署が東映に対し割り増し手当の一部不払いを理由に是正勧告している。
労働組合「総合サポートユニオン」によると、女性は2019年に入社。人気ドラマ「相棒」などの撮影現場で見習いをしていた同年12月以降、月80時間超の残業をしたほか、フリーランスの男性スタッフから手を握られるなどのセクハラを受け、20年2月に適応障害を発症した。