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米国で日本食品の代理販売を行うウマミインサイダーは23日、マンハッタン区ミッドタウンの日本食レストラン「スズキNYC」で、和の食材を使ったカクテルの試飲会を開催した。日本の食材の中で、米国でまだ認知度が低い食材を、カクテルを通じて紹介するのが目的。約100人が来場した。
スズキNYCのミクソロジスト、ミシェリ・バリさんが、森半(京都府)の宇治抹茶、奥出雲薔薇園(島根県)のバラシロップ、岸田商会(山口県)の柚子胡椒、マルクラ食品(岡山県)の甘酒を使って考案したカクテル4種を用意。来場者の間で最も評判が高かったのは、甘酒とピンクグレープフルーツなどを使用したテキーラベースの「Amazeke IV」。柑橘系の酸味が麹の甘さを引き立たせた爽やかな味わいのカクテルだ。ジンとウォッカをベースに抹茶とアボカドをブレンドした「Match-a Made in Heaven」は濃厚な味わい。ラムにパッションフルーツとミント酒を混ぜ、バラの香りのシロップで風味付けした「Rum N’ Roses」は女性たちに人気。柚子胡椒とショウガを効かせたジンベースの「Yuzu SMASH!」はガッツリ系の食後酒にぴったりだ。また、カクテルに合う前菜2種も登場。マルマン(長野県)の「金山寺みそ漬の素」を付けて食べる野菜スティックや、みそに漬け込んだ鶏の唐揚げが振る舞われた。
ウマミインサイダーのディレクター、山根雄介さんと松田壮平さんは「ドリンク市場にも和の食材を広げたいと企画した。今後も形を変えて仕掛けていきたい」と意気込んだ。
Umami Insider
www.umami-insider.com
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