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共同通信
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23日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。
午前10時現在は前日比1円30銭円安ドル高の1ドル=143円08~09銭。ユーロは84銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円72~78銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が22日、年内に2回の利上げを示唆し、米長期金利が上昇。日米の金融政策の違いから円売りドル買いの動きが先行した。英中央銀行イングランド銀行(BOE)やスイス国立銀行の追加利上げも円売りを加速させた。
市場では「為替介入に対する警戒感もあり、利益確定目的のドル売りも出ている」(外為ブローカー)との声があった。