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共同通信
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「仕組み債」と呼ばれる高リスク金融商品で損失を被る人が相次いだ問題で、関東財務局は23日、千葉銀行と傘下のちばぎん証券(千葉市)、武蔵野銀行の3社に金融商品取引法に基づく業務改善命令を出した。顧客の投資経験や資産状況を十分に確認せずに販売したことを問題視した。
仕組み債は商品設計が複雑なのに、高金利の優位性を強調して元本割れリスクの説明をおろそかにし、投資の知識が乏しい初心者らにも販売していたことを重く見た。千葉県と埼玉県をそれぞれ営業地盤とする千葉銀と武蔵野銀は提携関係にあり、顧客に仕組み債を購入するよう勧め、ちばぎん証券に仲介していた。