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共同通信
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日本百貨店協会が23日発表した5月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は、前年同月比6.3%増で、15カ月連続でプラスとなった。気温の上昇で夏物衣料が好調だった。マスクを外す機会が増え、化粧品や紫外線対策用品の売れ行きもよかった。
訪日客の動向を示す免税品の売上高は、前年同月比で約3.5倍。ただ、中国本土から訪れる客の回復は限定的で、新型コロナウイルス禍前の2019年5月に比べ32.2%減にとどまった。
地区別の売上高は東京や大阪、福岡などの主要10都市が8.5%増。10都市以外は、東北の一部店舗が改装工事中だったことが響き、0.1%減だった。