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共同通信
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天皇、皇后両陛下は23日、友好目的としては即位後初の海外訪問となったインドネシアから帰国された。17日から6泊7日にわたった旅で、天皇陛下は若い世代への期待を強く示した。自身が関心を寄せる「水問題」を通じた国際親善も実践した形となった。
滞在中、陛下が所感を述べる機会は2回あった。「若い人々の交流により、両国間の友好親善が一層発展することを心から願う」。19日、報道陣を前にしたジョコ大統領とのやりとりでこう語り、一連の日程をほぼ終えた22日は「インドネシア、日本の若い方々、相互の交流によって両国間の親善関係がより深まることを心から願う」と同趣旨の発言を重ねた。