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共同通信
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【ニューヨーク共同】英豪華客船タイタニック号の残骸を見るツアー中に損壊した潜水艇「タイタン」について、船舶工学の専門家は23日までに、定員を増やすために球形ではなく、横長の円筒形にしたために水圧に対する強度が低下し、事故につながった恐れがあると指摘した。
5人が乗ったタイタンは18日の潜水後、行方が分からなくなった。水圧でつぶされたとみられ、22日に海底で破片が見つかった。
英プリマス大のジャスパー・グラハムジョーンズ准教授は「居室部分を守る圧力隔壁は最も強度が高い球形が一般的だ」と説明。タイタンの横長の船体は負荷がより強くかかり、材質の疲労を早める構造だと分析した。