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マンハッタン区地区検事局がマルコムX暗殺事件についての捜査再開を検討しているという。ニューヨークタイムズが6日、報じた。
7日からネットフリックスで配信されるドキュメンタリー番組「誰がマルコムXを殺した?」では、実行犯とされる男のうちの2人が事件当時現場にいなかったことなどいくつかの新しい事実が紹介される。
黒人公民権運動の活動家だったマルコムXは1965年2月21日、演説を予定していたマンハッタン区ワシントンハイツのオーデュボン・ボール・ルームで射殺された。事件後、ニュージャージー州ニューアーク市を拠点とするイスラム運動組織、ネーション・オブ・イスラム(NOI))の構成員、タルマッジ・へイヤーと男2人が逮捕され終身刑の判決が下された。同受刑者は1970年代後半、実際の共犯者とするNOIの構成員4人の名前を書いた宣誓供述書を提出し再捜査を求めたが拒否された。番組では4人が事件に関与していたこと、またそのことがニューアーク市では「公然の秘密」だったことを描いている。
同番組は、真犯人は宣誓供述書に名が連ねられていた男性であると主張。生前、事件への関与を否定していた男性は2018年に死亡。残りの3人も既に亡くなっている。
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