共産、立民と選挙協力を模索

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共同通信

 共産党の志位委員長は25日、次期衆院選に関し、立憲民主党との選挙協力を模索する考えを示した。第8回中央委員会総会の閉会を受けた記者会見で「私たちから門戸を閉ざすつもりはない。野党共闘態勢を再構築する努力は続ける」と述べた。同時に立民の泉代表に対し、共産との候補者調整はしないとした発言の取り消しを求めた。

 会見で志位氏は「協力を望むのであれば、発言を撤回してもらわなければ前に進まない」と語った。立民内では次期衆院選での野党候補一本化を求める「有志の会」が設立され、共産との連携を模索する動きが顕在化している。

 泉氏は共産を含む他党との選挙協力に「それなりに柔軟に考えている」と語った。