Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】米シンクタンク、戦争研究所は24日の戦況分析で、ロシア軍が同日の夜間にウクライナ各地へ行ったミサイル攻撃について「ここ数カ月で最大規模だった」と指摘した。首都キーウのクリチコ市長は25日、迎撃されたミサイルの破片が直撃した集合住宅で2人の遺体が見つかったと発表。死者は計5人となった。
ウクライナ軍によると24日夜のミサイル攻撃は計51発。同日にはロシアの民間軍事会社ワグネルが武装反乱を起こし、ロシア軍の南部軍管区司令部を制圧したが、ロシア軍の侵攻作戦に対するワグネルの妨害行為は伝えられていない。ワグネルの創設者プリゴジン氏は「軍を妨害しない」と主張していた。