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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領が27日に睡眠時無呼吸症候群の治療法「CPAP(シーパップ)」に使われる機器を使用していたことが分かった。ホワイトハウスが28日、米メディアに認めた。この機器は就寝時、圧力がかかった空気を鼻から吸うことで気道の開きを保ち、呼吸を安定させるために使われる。
民主党のバイデン氏は2024年大統領選で再選を狙うが、高齢のため2期目の職務遂行能力を不安視されている。身体の衰えや健康状態に一層注目が集まりそうだ。
バイデン氏は28日、ホワイトハウスで記者団に、ロシアのプーチン大統領が「イラクでの戦争に明らかに敗北している」と述べ、ロシアが侵攻するウクライナとイラクを言い間違えた。
27日に東部メリーランド州で開催した政治集会でもウクライナ侵攻を「イラクへの攻撃」と語った。言い間違いを重ねており、認知機能の衰えを懸念する声も出ている。