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共同通信
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米内務省と広島市は29日、ハワイ州のパールハーバー国立記念公園と同市の平和記念公園を「姉妹公園」にする協定を締結した。在日米大使館によると、日米での同様の協定締結は2例目。協定の期間は5年間で、若い世代に向けた平和教育の推進のほか、両公園の資料を活用した企画展などで連携する。
東京都港区の在日米大使館で開かれた調印式で、エマニュエル米大使は「政治的、道徳的基礎になり、子どもたちのために戦争のない世界をつくる」と協定の意義を強調。松井一実・広島市長は「協定を力に市民一人一人が日常生活の中で平和について考え、行動する文化が根付くよう引き続き全力を尽くす」と述べた。