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ニューヨーク州で新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大する中、自宅で隔離中のユダヤ教徒の少年ために5日、オンラインで「バーミツバ」が開催された。バーミツバは、13歳の誕生日を迎えた男児(女児は12歳)が、直近の週の安息日にユダヤ教の礼拝堂シナゴーグで行う成人式。ウォール・ストリート・ジャーナルが6日、報じた。
マンハッタン区在住のジョセフ・ハーシュコビッツさん(13)は先月、ウエストチェスター郡で行われた友人の成人式に参加。しかし、参加者の1人の父親が新型コロナウイルス肺炎に感染。当日の出席者は全員、自宅隔離となった。
ハーシュコビッツさんの成人式は7日、マンハッタン区のシナゴーグで開催される予定だったが、自宅隔離のため中止に。
この日のためにトーラー(ユダヤ教の聖書)の朗誦など1年半にわたり勉強を重ねてきたハーシュコビッツさんが落胆する様子を見て、ハーシュコビッツさんが通うユダヤ教学校の校長、ビニャミン・クラウスさんの妻がテレビ会議アプリ「ズーム」を使ってバーミツバを開催することを提案。
ハーシュコビッツさんの式典は5日、30分短縮され通常よりもカジュアルな雰囲気の中で行われた。多数の友人がオンラインで祝福。ハーシュコビッツさんは、「この日を人生で一番楽しみにしていた」と喜んだという。
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