首相「安倍氏の遺志に応える」

Published by
共同通信

 岸田文雄首相は30日、銃撃事件から7月8日に一周忌を迎える安倍晋三元首相に関し「遺志に応えるためにも、安倍氏の数々の功績を礎として新しい時代を切り開く決意だ」との考えを示した。21日の記者会見で質問できなかった社による文書の質問に書面回答した。

 安倍氏が提唱した「自由で開かれたインド太平洋」を、今後の外交でさらに発展させると強調。憲法改正について「先送りできない課題であり、できる限り早期の改正に向けて、与野党の枠を超えた積極的な議論が行われることを心から期待する」とした。