切断遺体は75歳母、窒息死か

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共同通信

 千葉県警は1日、同県市川市南行徳3丁目のマンション一室で見つかった切断遺体の身元が、死体損壊と死体遺棄の疑いで逮捕された住人で職業不詳の新かほり容疑者(45)の母親で、同居の博子さん(75)だったと発表した。司法解剖の結果、頸部圧迫による窒息死の可能性が判明。6月24~27日ごろに亡くなったとみられる。2人暮らしだった。県警は殺人容疑も念頭に捜査している。

 県警によると、遺体は6月28日、かほり容疑者が交番に自首したのを機に見つかった。

 捜査関係者によると、容疑者は「霊媒師になるため、寝ている母の首を絞めて殺し、包丁で切断した」などと供述している。県警は経緯を慎重に調べる。