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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍のナエフ中将は1日、国営通信社ウクルインフォルムに対し、ロシア民間軍事会社ワグネル部隊のベラルーシへの移動は確認されていないと述べた。ロシアからベラルーシへの核兵器の移転も注意深く監視しているが、現時点でそのような動きは覚知されていないとした。
ロシアでは本来「私兵」の組織や武器保有は非合法。国防省は7月1日を期限として、ワグネルなどに対し、軍と契約して指揮下に入るよう求めていた。
だがワグネル創設者プリゴジン氏は拒否し、武装反乱を起こした。反乱をやめるようベラルーシのルカシェンコ大統領に説得され、同国に逃れた。
ナエフ氏は、ウクライナ情報機関は情勢を注視しており、仮にワグネル部隊の移動があれば覚知できると述べた。
ベラルーシ東部モギリョフ州オシポビチ郊外では、軍事基地跡に300余りのテントのようなものが並んでいるのが衛星画像で確認されており、ワグネルの拠点になる可能性が指摘されている。