任務継続「戦闘員の多くが同意」

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共同通信
6月、ロシア・ロストフナドヌーの南部軍管区司令部から撤収するワグネル戦闘員ら(ロイター=共同)

 ロシアのウォロジン下院議長は2日、民間軍事会社ワグネルの武装反乱に絡み、国防省と契約すれば任務を続けられるとのプーチン大統領の提案にワグネル戦闘員の多くが「同意した」と通信アプリで明らかにした。

 ウォロジン氏は「(プーチン氏が)困難を乗り越え、国内外でさらに立場を強くした。流血と混乱を防ぐため手を尽くした」と称賛。反乱が起きた6月23~24日は「大統領を中心に社会が団結した日として歴史に刻まれる」と強調した。

 1917年のロシア革命、91年のソ連崩壊に言及し「プーチン氏のような国家元首が当時いれば、革命も崩壊もなかった」とも述べた。(共同)