塩分警告表示、一時的に差し止め レストラン経営者ら納得いかず

 マンハッタン区のニューヨーク州高位裁判所は2月29日、市内のレストランチェーンで塩分含有量が高いメニューに警告表示を義務付ける条例を一時的に差し止めることを発表した。
 エイリーン・ラコワー判事は同24日、この条例に異議を唱えていたレストラン経営者らから成る全国レストラン協会の異議申し立てを退けたばかりだったが、同協会は控訴していた。
 3月1日から適用される予定だった同条例は、15店舗以上の支店を有するレストランチェーンが対象で、違反した場合200ドルの罰金が科されることになっている。
 市は今回の判断について、特にコメントはしていない。