Published by
共同通信
共同通信
島根県警大田署は3日、牛舎で乳牛を蹴るなど虐待したとして動物愛護法違反の疑いで、島根県大田市の株式会社「大田原農場」と男性元従業員(26)を書類送検した。元従業員は「作業中、何度か牛に蹴られて腹が立ち、我慢できなくなった」と容疑を認めている。
元従業員は虐待の様子を動画で撮影し、SNSで拡散。県が暴力行為の是正を求め、指導した。農場は6月下旬に懲戒解雇した。
書類送検容疑は6月3日午後、農場の搾乳施設で牛2頭の頭や顔などを蹴ったり殴ったりした疑い。
署によると、元従業員は「後で自分で見てストレスを解消するためだった。(投稿は)何も考えていなかった」と話している。